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【体験談】40代女性のバイク教習(1段階/5時限目)1対2の始まり

バイク教習
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こんにちは!とま子です。

今回も、前回の教習から約2週間ほど空いてしまいました。時間が空けば空くほど、初心に戻る…(十分初心だろうが…ww)相変わらず昨日の夜からソワソワモゾモゾ…(´;ω;`)ウッ…

YouTube見てたくさん復習したし、予習もしたし、今日もきっと大丈夫!

1対1も解除になり、今日から1対2の教習になります。1体2とは教官ひとりに対し、生徒ふたりのこと。

実はこれが今回の吐き気の原因でもあります…。だってさ、どんだけ足引っ張ると思う!? 知らない人に迷惑はかけたくないんだよぉ~!!

そんな私の不安をよそに、容赦なく予鈴が鳴り響くのでした。ドッキーン(心臓やばい)!

前回の教習はこちら【4時限目】

今日の教官はいかにもマイホームパパです、という感じで家庭的な雰囲気の教官です。特別愛想がいいわけではないけれど、無愛想でもないし大丈夫かな。教習を受けに来ているんだから、探るのはここまでにしようww

相方になった方は、30代の男性。黄色いゼッケンだったので2段階の人です。MT1段階は赤、2段階は黄、大型1段階は緑…など、ゼッケンの色でわかるようになっています。

おお先輩だ。2段階なんて、夢のまた夢やんけ…

相方に迷惑かけないように頑張るぞ~!!

バイク合宿免許はこちら

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五時限目の課題

⑥変速操作のしかた
⑦安全走行

いざ教習へ

今日はスムーズに四速まで…ブツクサブツクサ…

教官『まず、ウォーミングアップから行きましょう』

教官の後ろに私が付き、その後ろに2段階の男性が付きます。

教官『では、ついてきて下さいね』

颯爽と走り出した教官の後ろを、私も颯爽と走り出します。

はい、走り出す…走り…だす…はず……?%$#?&%$(文字化けではありませんww)

落ち着け、落ち着くんだ…!!!!!! 

相方を待たせているかと思うと、余計にエンストします。半クラを意識すればするほど、ぶぉぉぉんっとエンジンが唸るだけ。うそだ…何度やっても進まない…

無理無理無理無理…!!!!!!ってところへ、他の教官が現れました。

教官B『ニュートラルになってますよ~』

私『…はひ?』なんと初歩的なミス…。もう一度、セルを回すところから始めます。ぶぉぉぉんっ!進んだ~♡相方がいるというだけでこの騒ぎ。ノミの心臓とはこのことか…。

ペコペコと相方に頭を下げて、颯爽と?走り出したのでしたww

教官『毎回、ウォーミングアップはこのコースを走るので覚えてくださいね~』

私『はい!!』すでに緊張しすぎて、背中の汗は滝のよう。コース覚える余裕なんてございませんがな(´;ω;`) 

教官について行くことが必死で、『一速に戻す、一速に…』と意識はギアに夢中。止まるときのフラつきなんて、半端ないのです。

私の後ろをついてくる2段階の相方は、私の運転に危険を感じたのか、ビックリするほど遠くを走っていますww 車間距離が十分に取れると、それはもう優雅な走り(に見えるww)まさに颯爽と近づいてくるのです。か、かっこいい! 

校内の譲り合い、渋滞を作らないこと、スムーズな発進とスムーズな停止。このスムーズな発進とスムーズな停止が、今の私にとって、最大の課題でした。

す、すびばせん…すぐ発進しますから、、

校内を2週ほどして、ひとまず発着地点に戻ります。相方には申し訳ないくらい、道連れにした気分です。

教官『では、○○さんはしばらく自主練をしていてください。苦手なところは重点的に…』と、2段階の彼とはここで別れました。自主練なんて、すご~♪(他人事なので)

教官『では、もう少しコースに慣れて欲しいので、もう一度校内を走りましょう』と、私は教官ともう一度ウォーミングアップへ。

今度はブイーンと上手に発進出来ました。ギッコンバッコンすることもあったけど、いつもよりは落ち着いて走れています♪

直線では問題なく四速まで加速することも出来ました。

予期せぬ放置プレイ

あれ?私、才能あるんじゃね?wwと調子に乗ったのも束の間…

教官『では、急制動の方へ移動しましょう』

教習所のコース内の奥にある、コーンがいくつも並んでいる場所へ移ります。

私『えええ…。もう急制動ですか?』か細い声でささやく私。

教官『いやいや。この直線を使って、発進と停止をマスターしましょう!』

なるほど!ここなら他の車両もあまり来ないし、きっと今日はこのまま1対1で教えてくれるんだわ♡

神様のような優しさですね…

教官『では、等間隔に並んでいるコーンに合わせて、発進と停止を繰り返してみましょう』

バイクを降りて、教官のお手本をガン見します。脳裏に焼き付けるように、スムーズな発進と停止憧れの、発進と停止。それはもう、見事なものでした(当たり前ww)

教官の真似して、早速やってはみるものの、コーンの位置が全く合わない。距離が近すぎて、操作が間に合わないんです(´;ω;`) どんだけどんくさいんだ!!自分でも腹が立つほど。

教官『じゃあ、僕はここで待っていますから、ひとりで校内を一周してからこの場所に戻ってきてください』

ひ、ひとりで!?どうやって??え??
無理無理無理無理!!!!!!!!!

教官『大丈夫です。僕はここから見てますから』 いや~いきなり放り出すんですね。

でも、そうだよね。いつまでも一緒にいてくれるなんて思っていた私がバカなんだ。彼氏でもなんでもないんだし。笑。

急に喉から心臓が飛び出しそうなほど、バックンバックン。過呼吸で倒れないか心配なくらい、体も震えています。

出来る。絶対出来る。周りの迷惑なんて気にしちゃいけないんだ!

気持ちの動揺が、絵に描いたように現れます。ギッコンガッコン…プスン。ギッコンガッコン…プスン

みんな気をつけろ~!暴れ馬が校内コースに入るぞ~!!

ところが早くも合流地点で優しく譲ってくれる優先車両。『ゆ、譲らないでくれ~(;’∀’)』と思いながらも、頭を下げて発進します。

たかが一周されど一周…、どれだけ長い旅に感じたことか…。

やっとの思いで教官の元へ戻ると、『ではその調子で、残りの時間は自主練していてください。僕はもうひとりの方を見てきますので。チャイムがなったら発着地点まで戻ってきて下さいね!』

えええ!!!チャイムがなるまで、ひとりなの!?

もう終わりだ。今日は帰ろう。いきなりひとりでやるなんて無理だ…。なんてひどい教習所なんだ。金ばっかり取りやがって。ひとりで練習なんて孤独すぎる!!!

自主練の楽しさを知る

しばらく呆然として、バイクに跨ったまま動けないでいましたが、『とりあえず一周してみてダメだったら相談しよう』と自分に言い聞かせ、恐る恐る走り出します。

何度かエンストしたものの、走り出したら『ん?』なんだか気持ちいい。そうだ、誰も見ていないうちに三速まで上げてみよう。

そうだ!次のカーブでギアを落としてみよう!!

そうだ!あそこでもっと加速してみよう!あれもやってみよう!!

何ということでしょう…(某リフォーム番組風ww)

ひとりになることをあんなに恐れていたのに、こんなに気楽に走れるのです。

思いつく操作を、自分のタイミングでやってみる。自分のタイミングで、出来るんだ♪

鳥にだってなれるんだ♪

それはまるで、鳥が空を飛ぶような気持ちです。自由って、素晴らしい!何を怖がっていたのだろう。

教官の目も、後方の相方も気にしなくていい。

譲られてばかりだった私が、他の車両を譲ってるww 教官はきっと、この素晴らしさを教えたかったんだ!(大げさだよ…)

自主練って楽しいんだ~♪

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まとめ

●ウォーミングアップは落ち着いて走る

●1対2でも自分のペースでやる

●スムーズな発進と停止が全てに繋がる

●自主練は上達への近道

●自信を持つこと!

今回の教習では、スキルアップよりも自主練が大きな影響を与えてくれました。定められた空間から一歩、外に出られた気がします。

ひとりで走ることの楽しさを知ることが出来ました。

そしてこれが自信となり、喜びに変わっていくと信じて、次回に挑みたいと思います♪

【6時限目の記事はこちら】

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