こんにちは!とま子です。
最近は女性ライダーもよく見かけるようになりました。
若い頃はバイクに憧れていた時期もあったけど、女性にとってバイクの免許はハードルが高いように感じます。
だからこそ、女性ライダーは何をきっかけに免許取得に踏み切るのでしょうか。
ましてや、40を過ぎた普通の主婦が、バイクの免許を取る必要性とは?
今回は44歳主婦の私の実体験をお伝えしたいと思います。
●年齢的に不安がある
●バイクに乗る勇気がない・自信がない
●今さらバイクの免許なんて、気恥ずかしいと思っている
きっかけ
大人になると、何をやるにも明確な理由が欲しくなったりしませんか、、。
誰かに聞かれたとき用に…とか、自分を説得するためとか(笑)
何も考えずに、思い付きで行動できる子供時代とは違って、年を重ねるほど慎重になって行きます。
私の気持ちが揺らいだのは、家族の何気ない会話がきっかけでした。
子供たちはバイクの後ろに乗るのが大好きで、主人が通勤用に乗っているバイクに乗るのが大好き♪
仕事がお休みの日は『乗せて乗せて~!』と、子供たちを順番に乗せては近所をグルグル走ります。
そんなにグルグルしてたら、バターになっちゃうよ!?
休日なのに休む暇がない夫…。
ある時娘が言いました。
『なんでママは運転できないの?』
ママは免許もないし、この年ではもう無理なんだよという話をしました。
若い頃は、結構アクティブ女子だった私。
運動神経はまるでダメだけど、やりたい!と思ったらやらなきゃ気が済まないタイプ。(眠っている資格がいくつもありますw)
ところが今になっては、車の運転だってノロノロの超安全第一主義w
『挑戦』とか、今さら何とも思わない。
家庭を持って子育てをしていくうちに、『安全』『安心』『絶対』が基本になってしまった。
そんな私にはバイクの免許を取るなんて考えや希望は毛頭ありませんでした。
理由①誕生日プレゼント
そして普通に迎えた44歳の誕生日の朝。
テーブルの上に何かの書類と金一封の封筒を発見。
お誕生日おめでとう!これでバイクの免許を取ってね♡
夫からのメモと共に、教習所の入校案内書と教習代金が置いてありました。
身体がゾワゾワっとした私。
望んでいないプレゼントと、望んでいないプレッシャー。
誰が欲しいって言った!?
そんなお金があるなら、新しいバッグが欲しかったよ…(心の声)。
強制ではないけれど、夫の期待には応えたい。だけど…とにかく自信がない私には不安と不満の文字しかよぎっていませんでした。
『どんなことにも挑戦するママが大好きです!』という純粋な夫からのメッセージ。
全く響かないんですけど( ̄▽ ̄;)!!
理由②娘のことば
思春期真っ盛りな中1の娘は、日頃からとにかく挑発的であり、私を否定する習性があります。
✔ママには無理
✔普通のおばさんには無理
✔普通のおばさん以下
✔バイクがかわいそう
✔交通の迷惑
そこに便乗して、長男と次男もふくみ笑い。
大人げない私は、娘のささいな言葉が聞き流せず、いつもケンカになるのです。
ところがある日。
✔本当はママに取って欲しいんだ
✔友達にママを自慢したい
✔16歳になったら免許を取りたい
✔ママとツーリングしたいと思ってる
え…そんなこと考えてたの…?
この言葉で、私は決心したのです。
私がやり遂げることで、子供たちに自信を与えたい。
やればできるよ!という姿を、身をもって教えたい。
不安と心配でいっぱいだった気持ちに、夢と希望が入り混じった瞬間でした。
理由③子育てが終わったら
子供たちはいつか巣立っていくとわかっていながらも、それはまだまだ遠い未来だと考えていました。
でも、末っ子はもうすぐ中学生。
あれ?その未来は意外と近いのかもしれない。
子供の成長を見届けたあと、私の楽しみってなんだろう。
今は忙しすぎて、自分の時間が有り余るなんて想像もつかないけど。
早く自由になりた~い…
もしも、何かに挑戦することがあるとしたら、ワークショップだったり、エクササイズだったり、危険を伴わない『安心、安全』であることは間違いない。
でも、待てよ?
子供との接点が少なくなって行くことを考えたら、これは素晴らしいコミュニケーションツールなのではないか?
娘が望む、親子ツーリングとなったら…そんな楽しいことはないはず。
いくつになっても子供たちと同じ目線で遊びたい!!
年老いても…夫婦で楽しめるし、見える景色も広がるとしたら、この挑戦は悪くない。
『そうだ、バイク乗ろう。』
理由④いくつなっても挑戦したい
自信はなくても、理由がどうであれ、挑戦するってやっぱり楽しい!
目指すものが出来ただけで不思議とわくわくして来るのです。
免許を取らない理由ばかりを探していた私ですが、決心してからの行動は早い。
その日のうちに教習所へ行き、入校手続きを済ませました。
受付嬢『普通自動二輪のオートマではなく、マニュアルでよろしいですか?』
そうそう、マニュアル♪最短でいつ乗れるのかしら?
受付に集まっていた同年代の女性は、ほとんどお子さんの付き添いで来ている保護者たち。
なんだか気恥ずかしい気持ちもありましたが、決めたからにはやるぞ!!鼻息を荒くするのでした。
結局、何かを始めるのに理由なんていらないのです。
だって、乗りたいんだもん。
いくつになっても綺麗でいたいし、カッコよくいたい。
いくつになっても楽しみたいし、ワクワクしたい。
いくつになっても、挑戦できる人でありたい。
誰もが抱く、永遠のテーマですよね☆.。.:*・゚
これが44歳普通の主婦が、バイクの免許を取ろうと思った理由です!
地獄が待っているとも知らずに…
教習料金の目安
興味はあるけど、バイクの免許っていくらかかるの??
参考までに、実際に申し込みをした教習所の料金表を記しておきますね!
私の通っている教習所は一括払いの他に、入学金と教材費を入校時に支払い、残りは実技教習ごと(1回3300円)や検定ごと(1回6600円)に支払えるパターンもあります。
料金や支払い方法は学校によって違いがありますので、入校される場合は必ず確認して下さいね♪
所持免許 | AT料金 | MT料金 |
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普通車免有 | 一般の方¥ 84,260(税抜 ¥76,600)当校卒業生の方¥ 74,260(税抜 ¥67,510)-----------技能教習 規定 13時限学科 1時限 | 一般の方¥ 97,460(税抜 ¥88,600)当校卒業生の方¥ 87,460(税抜 ¥79,510)-----------技能教習 規定 17時限学科 1時限 |
普通車免無/ 原付 | ¥ 152,460 (税抜 ¥138,600)-----------技能教習 規定 15時限学科 26時限 | ¥ 165,660 (税抜 ¥150,600)-----------技能教習 規定 19時限学科 26時限 |