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【体験談】40代女性のバイク教習(2段階/12時限目)涙の卒検!!ついに完結!!

バイク教習
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こんにちは!とま子です。

今回は第2段階12時限目、卒検の様子をお伝えします!

2段階はすでに3時間オーバー、1段階と合わせると合計8時間オーバーですw。

夫

まるで3段階まであったみたいだね!

規定17時間の技能教習を、25時間かけてクリアした私の教習日誌も、ついに完結することとなりました!!

前回の教習はこちら→【体験談】40代女性のバイク教習(2段階/11時限目)ついにみきわめ合格!!

この記事はこんな人におすすめ!

●バイク教習を検討している方

●実際の教習内容を知りたい方

●卒検を控えている方

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卒業検定の課題

①運転装置を操作する能力
②交通法規に従って運転する能力
③運転姿勢その他安全に運転する能力ついて、安全に運転できるかどうかを判定する

バイク合宿免許はこちら

採点について

卒業検定は減点方式で行われます。
持ち点100点から始まり、70点以上で合格となります。

一発中止となる項目

✔転倒
✔一本橋の落下
✔スラローム・クランクでのパイロン接触
✔急制動での停止線超え
✔急制動の2回目の挑戦でも失敗したとき
✔一時不停止(信号待ち、踏切直前など)
✔エンスト4回
✔坂道で1m以上の逆行

20点減点の項目

✔スピード超過
✔大きくふらつく
✔進入禁止場所への進入(交差点や横断歩道での停止)
✔パイロン接触

10点減点の項目

✔運転姿勢(ニーグリップが出来ているか、クラッチレバーに指が掛かっていないかなど)
✔安全確認(目視が出来ているか)
✔加速不足
✔急制動での速度不足(規定40Km/h)
✔逆行(坂道発進で0.3m以上下がるなど)
✔ホーンを鳴らしてしまう
✔急ハンドル
✔スラローム9秒~10秒(目標8秒以内)

5点減点の項目

✔ミラー確認
✔サイドスタンドの払い忘れ
✔ウインカーの切り忘れ
✔エンジンの切り忘れ
✔スラローム8秒~9秒(目標8秒以内)
✔一本橋は1秒早いごとに5点減点(目標7秒以上)

エンスト・足つき

✔エンストについては、1回目は減点なし
 →2回目10点減点
 →3回目5点減点
 →4回目検定中止
✔足つき(右足・両足)も1回目は減点なし
 →2回目10点減点(ギア操作の場合は2回目まで減点なし)

他にも細かい減点項目があるようですが、ざっくりこんな感じ…。

とま子
とま子

こんなにあるんだね…

まずは教室へ

この日の卒検対象者は大型も含め、15人ほどいました。

そのうち大半は中型で、女性が4人!

ドキドキしながら教官が来るのを待ちます。

現れた検定員はなんと、おじいちゃん教官~♡

もう一人は、教頭先生のような穏やかな教官です!

教頭先生の教習はこちら→【体験談】40代女性バイク教習(2段階/6時限目)急制動で速度が出せない

とま子
とま子

わぁ。ちょっと安心~!!

ひとりひとり免許証を提示しながら、卒検の流れが書いてあるプリントとゼッケンを渡されました。

私のゼッケン番号は4番!

緊張しながら、説明を聞きます。

教官『奇数の人は1号コース、偶数の人は2号コースで検定を行います。

どちらかと言えば、1号コースの方がよかったな…と思いながら、その後の流れを聞くのでした。

いざ検定へ

まずは大型の人から検定が始まります。

順番的に私は4組目。

教官『1時間でおよそ3組なので、4組以降の人は次の時間帯になると思います。
休憩時間には検定を行いませんので、チャイムが鳴ったら待機してくださいね。』

えー、、第1走者はやだよ(´;ω;`)

出来ればこの時間内で、最終ランナーになりたい、、

誰の記憶にも残らないために…w

待ち構えていれば、やってくれるかも!?と思い、私の前の人が走り終えるころに、わざと発着地点に立っていました。

すると、釣られて20代半ばの男性もヘルメットをかぶって一緒に待ちました。

男性『僕ら、次の時間じゃないですか?』

とま子『やっぱりそうですよね?でも落ち着かないんで、立ってみましたw』

男性『実は自分、卒検2回なんすよw』

とま子『そうなんですね!?』

男性『前回は前のバイクがエンストで止まったんで、追い越しちゃったんです、、』

男性『そしたらエンストじゃなくて、優先車両を譲っていただけみたいで、一発停止食らったんすよ、、

とま子『それは残念でしたね~(不吉な話をしないで…)』

男性『だから今日は絶対合格するんで、一緒に免許もらいましょう!!』

エネルギッシュな人だ!
こっちまで元気が出てくる(*^^*)

とま子
とま子

頑張りましょう!!

気合を十分に入れたところで、

教官『あ、せっかく用意してもらって悪いんだけど、次の時間にしますから~』

えー、、

ヘルメットを脱いで、さっきの男性と一緒にもう一度待合室へ戻ります。

休憩は10分間。

この10分間…私の心臓は持つのだろうか…

そして、検定員はおじいちゃん教官なのか、教頭先生なのか…私の運命はそこにかかっている!!!!

頭の中がグルグルし始めて、コースをイメージすることすら出来ません。

いつもより検定者が多かったのか、

教官『まだ休憩時間ですが、始めます!次の方はバイクの前で待機してください。』とのアナウンスが。

神様お願い!!

おじいちゃん教官でお願いします!!

…私の願いは届かず、担当は教頭先生になりました。

だ~いじょうぶだ~いじょうぶ。

おじいちゃん教官と目が合い、顔がそう言っています。

とま子
とま子

大丈夫大丈夫。この教官だっていい人だもん!

教官『では、名前とゼッケン番号、コンタクト使用の有無を教えてください。』

おおおお…急にピリッとする。

教官雨『今日は雨上がりなので、急制動はひとつ先の停止線、14メートル地点で停止してください』

とま子『え…!?すみません、14メートルでやったことないんですけど…』

教官『いつもの11メートルでもいいですよ。でも無理に止まろうとすると、危険を伴う場合もありますので14メートルまでOKということです。』

とま子
とま子

不安要素が増えた…

生きるか死ぬかの瀬戸際に立たされたような、自分がいま呼吸しているのかさえわからなくなるような、想像を絶する緊張に身体が震えています。

やらなきゃ終わらない!ええーいと、バイクに跨って走り出すのでした。

神様は微笑んだ

皆さん…お気づきでしょうか。
実はこの時間はまだ、休憩時間なのです!!

そう。四輪の教習生がまだ乗り出してもいない時間。

校内は車ひとつ走行していなくて、走っているバイクはたったの2台。

貸し切り状態なんです!!

神様、ありがとうございます( ノД`)シクシク…

雨上がりだったので、水たまりがあったりして少し怖かったけど、今のうちに走らなきゃ!!という気持ちの方が強かった。

優先車両とのタイミングや譲り合い、四輪の渋滞でバランスを崩しやすい私にとって、こんなに恵まれた環境があるだろうか。

今日じゃなかったら、この状況に恵まれることはないだろう。

そんなことを思いながら、必死に走るのでした。

教官も一生懸命、粗さがしをしている。

いつもより険しいオーラを放ちながら、亡霊のようについてくる。

動揺しちゃダメ。リラックスリラックス。

坂道、S字、クランクOK!

とま子
とま子

慌てるな。みんなに『合格』の文字を見せるんだ!!

ようやく四輪の教習車も動き出し、校内が慌ただしくなってきても、私の前には誰もいない。

ラッキー♪今のうちだ!!

一本橋、スラローム、そして最後の急制動!!

どっちの線で止まろうか迷ったけど、いつも通りにやるしかない!

ブーーーン、ブーーーーン、
ブーーーーーーーン!!

40いったらアクセル戻す!!おりゃ~!!

よし…ちゃんと止まれたよ~(´;ω;`)

心臓のバクバクがおさまらないまま、校内のコースを走り終え、発着地点に戻るのでした。

ワタシハダレ…ココハドコ…

私より遅れて開始した、先ほどの彼も戻ってきました。

男性『いや~、完璧じゃないですか!?絶対合格っすよ♪』

とま子『いやいやいや。緊張しすぎて(よその人を見る余裕なんてなかったし…)』

男性『しかしラッキーでしたよね~!貸し切りなんてありえないっすよww』

とま子『本当にそう!!恵まれましたね♪』

男性『一緒に免許もらいましょうね!お疲れ様でした~』

まだ残りの検定者がいるので、フラフラしながらゼッケンとプロテクターを外し、教室へ戻ります。

しばらくたって、全員が無事に終了。

教官『皆さん、お疲れさまでした!およそ2時間後に合格発表を行いますので、またこの教室にお集り下さいね~。』

待合ロビーで待つ人もいれば、車に戻って時間をつぶす人もいましたが、私は自宅が近いので一旦帰ることに。

そして、再び教室に戻るのでした。

バイク合宿免許はこちら

合格発表

教官『では、お名前を呼ばれたら荷物を全部持って、ロビーにいらしてください。』

とま子
とま子

荷物全部…?

検定を受けた順に呼ばれて行きます。

合格だった人は、そのまま卒業式があるのでまた教室に戻ってきます。

不合格だった場合は、そのまま帰宅…。

な、なんて残酷なシステム( ̄▽ ̄;)!!

合格だった人はもちろん笑顔で戻ってくるけど、私の前に呼ばれたふたりは、戻って来ませんでした…

次は我が身…。

もう一度ここに座れるのか、このままさよならか…

とま子
とま子

もう、精神が限界だよ…

教官『ゼッケン番号4番のとま子さん。ロビーへどうぞ~』

キターーーーーー( ̄▽ ̄;)!!

ガクガクブルブル…

教官『お疲れさまでした~(^^)検定はどうでしたか?』

とま子『はい…緊張しすぎて覚えていません…』

教官『あはは!緊張感はとても伝わりましたよw 全体的に大きなミスはありませんでしたが、ウインカーの切り忘れがあったり、もう少し小回りが出来るようになるといいですね。頑張ってくださいね!

あとはギアチェンジに意識を取られすぎなところが気になりました。

早くしよう早くしようという気持ちから、時には4速になっていましたからねw でもこれは、経験していくうちに身について行くものですし…うんたらかんたら…』

とま子
とま子

なるほど。ありがとうございました。…荷物も全部持ちましたので。
次の予約をして帰ればいいですか?

教官『待って待ってw 不合格だと思ってるの?』

とま子『……?』

教官『合格ですよ♪よく頑張りましたね!』

うそだ…

思わず涙が出てしまった私は、教室に戻れる状態ではなく…w

誰もが『あの人は不合格で帰った』と思っていたことでしょう。

苦しい苦しい教習に、ようやくピリオドが打たれたのでした(´;ω;`)ウッ…

まとめ

ちなみに私の点数は80点だったそうです。

細かい減点箇所までは教えて頂けませんでしたが、とにかく合格しただけで嬉しい!

もちろんあの男性も無事に合格して、お互いに笑顔で卒業式を終えました。

おじいちゃん教官『よ~しよしよしよし。これで終わったな!よく頑張ったな♪』

その言葉に泣きながら帰宅。

待ち構えていた夫は『次も頑張れば大丈夫だよ~!お疲れ様~♡』

鼻っから不合格だと決めつけているので、
すかさず合格証を披露☆.。.:*・゚

家族全員が、同じ顔をしていましたとさ♪

感謝

結局、規定17時間のところ25時間かかりました。

8時間オーバーで超過料金26,400円(1時間3,300円)

40歳過ぎての挑戦としては、正直ハードルが高かったです、、。

クラッチの意味すらわからなかった私を、ここまで成長させてくれたのは教官の皆さまのおかげですm(__)m

終わりの見えないツライ時期もありましたが、ブログにコメントをくださったり、Twitterで応援してくださった皆さまのおかげで卒業することが出来ました(´;ω;`)ウッ…

ひとりでは決して成し遂げることは出来なかった。

関わってくださった全ての方に、感謝をお伝えさせて下さいm(__)m

本当にありがとうございましたm(__)m!!

とま子
とま子

安全第一で、バイクライフを楽しみたいと思います!!

バイク合宿免許はこちら

最初の記事はこちら→【40代女性】普通の主婦がこの年でバイクの免許を取ろうと思った理由。

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