こんにちは!とま子です。
今回は第2段階、9時限目の様子をお伝えします!
ちなみにこの時点で
2段階1時間オーバー( ̄▽ ̄;)!!
ま、想定内だから気にしない気にしない。笑。
※2段階は規定8時間です
前回の教習はこちら→【体験談】40代女性のバイク教習(2段階/8時限目)やっとわかった急制動
●バイク教習を検討している方
●実際の教習内容を知りたい方
●どんな教官がいるのか気になる方
9時限目の課題
⑫回避
⑭交通の状況および道路環境に応じた運転
⑯高度なバランス走行など
今日の教官はなんと、忘れもしない涙の教習デビューの時の、あの教官!!
忘れ去ろうとしていた記憶が、震えと共によみがえります。
ヤツだけは避けたいと思っていたのに、ついに当たってしまったのです。
神様のいじわるー
初教習のお話はこちら→【体験談】40代女性のバイク教習(1段階/1時限目)地獄のデビュー
教官『はい。じゃあ無線付けて、待機場所で待っていて下さい。』
前回の教習で今日はみきわめと聞いていたので、免許を差し出しながら言いました。
とま子『あ、あ、あ、あの…免許証持って来たんですけど…』
教官『はあ?(ため息)今日みきわめやるの?へえ~。』
とま子『あ、いや、その…、前回そう言われたんで…』
教官『はあ~(ため息)誰に?誰にそう言われたんですか?』
あ、いや、その…この前の教官に…
教官『わかりました。やりたいならやってくださいよ!こっちもそのつもりで見ますからね。』
え?なんか悪いこと言った?
…出だしから不穏な空気。私だって、運転スキルがみきわめに達してるとは到底思っていない。
でも、前回おじいちゃん教官に『次回は免許証持ってきてね』と言われたから差し出しただけであって。
ため息つかれるほど、面倒くさいお願いでもしましたか?
違うなら『違う』と言えばいいだけでは?
異様な圧を感じたまま教習が始まるのでした。
いざ教習へ
今日の相方さんは同い年くらいの40代の男性です。
すでに頭が真っ白になっている私は、周りを観察する余裕などない。
ガクガクブルブルしながら、どうにかウォーミングアップ終了。
相方の男性は1段階初期といういうことで、前半はひとりレッスンです。
教官『いいですかぁ?みきわめが出来る状態にあるかどうかは、あくまで私の判断です。前半の様子を見てから決めますので、2号コースを走っておいてください。』
話し方も威圧的で、『俺様が決めることだ!』と言わんばかりの態度、、。
もうどうでもいいんですけど…
すでに泣きそうな自分を、どうにか奮い立たせて、発着地点から出発します。
だけど。
頭がもうろうとして、心ここにあらず…。怒りがこみ上げてきます!!
『はあ?じゃねーよ。今日みきわめって言われたんだよ!』
『私が聞きまちがえたの!?それならそう言えよ!!』
『違うなら違うでいいじゃん!!』
『マジであいつ嫌いだわーーーーー!!!!』
…心の叫びが爆発しそう。
もうコースすらまともに走れない。落ち着こう。
とま子、気持ちを切り替えるんだ!!
今日は何の日だっけ?
そうだそうだ!今日はみきわめじゃなかったんだ。
ふっ。私ったらせっかちね~。今日は普通の教習だよ!
と自分に言い聞かせながら走りました(´;ω;`)
気持ちは切り替えられない
しばらくして無線で呼ばれます。
※ここからは教官ではなくヤツとお伝えしますm(__)m
ヤツ『発着地点に戻ってください』
心臓バクバク、ハンドルフラフラで戻ります。
怒られることをわかっている子供のように。
ヤツ『はい。見せて下さいよ。(あなたの走りってやつを)』
見せて下さいよ?何様だよ~!!お前に見せるもんなんかないわい!
安全確認をしてから、いざ発進。
ブオオオーン、ブオオオオーーーン!!!
ん?進まない。
ブオオオーン、ブオオオオオオオオオーーーン!!!
ちょ、なんでなんで!?
ヤツ『ふっ。あなた何をやってるんですか?てか、何をしたいんですかぁ~あ?』
明らかに馬鹿にした口調。
とま子『あ…、や、すみません!!』焦るわたし。
ヤツ『はあ~。そもそもバイクの運転ってわかってますかぁ~あ?
バイクってニュートラルで走るんですかぁ~あ?』
うわ、、威圧感に負けて、1速に入ってないし…
早速、初歩的なミスをやらかす始末…
慌てた私は、暴れ馬のように発進します。
ヤツが半笑いで、腕組をして立っている。
憎たらしい…
ヤツがそこにいるだけでもう何が何だかわからなくなり、頭は真っ白けっけ。
気持ちの動揺が、こんなにも出てしまうとは
( ノД`)シクシク…情けない。
もう走れる気なんてありませんでした。
嫌味な採点
やっと発進はしたものの、失敗したくないというより弱点を見せたくないという思いが強かったのでしょう。
意識すればするほど、チグハグな運転が続く。。
いつも出来ていることが出来なくなる。(心がミジンコ…)
停止するたびに、ギアが1速になっているか確認したいので、止まるたびにギアをガンガン踏みます。(そう指導されたので)
そのせいもあって、私は右足をつく癖がある。
ヤツ『はい右足ついた。5点減点~』
右折ではなるべくショートカットしないように、真ん中のマークに沿って曲がる。
ヤツ『はい、遠い。減点~』
スラロームは秒数を気にせず、とにかくパイロンに触れないように走行。
ヤツ『はい、タイム遅い。減点~』
減点のたびに、いちいち無線で伝えてくる性格の悪さ。
動揺しすぎて、2速のままカーブ走ったり、3速のまま停止したり(´;ω;`)
で、そのまま発進してエンスト…
ヤツ『はい、エンスト2回目~』
クッソ~!!このままではヤツの思うつぼだ!!
頑張れとま子!!!
心を無にしてクランク、S字、一本橋、急制動は何とかクリア。
その後も無線での減点報告は続き、やっとの思いで発着地点へ到着したのです。
ヤツ『どうですかぁ~あ?(あなたの走りは?)』
ど、どうって。グチャグチャですやん…
ヤツ『ふっ。ですよねぇ~え?ちなみに今の走り方では減点40点。卒検なんて、到底ムリですよ笑。それでもみきわめにしたいですかぁ~あ?』
ヤツ『今日を普通の教習にするか、みきわめとして記録するか、あなたが決めていいですよ~ぉ?』
ヤツの場合は、未熟な生徒を成長させたいという思いではなく、調子に乗るやつの心をへし折りたいだけ。
調子に乗ってませんけどね、、。
『あの人は絶対にいやだ』という生徒さんが他にもいるということは、その証拠である。
思い出したくない教習ってたくさんあるけど、それは転んだり、怖かったり、苦手だったり。技術的な問題であることがほとんど。
でもそれは、いつか笑い話として思い出になるけれど、ヤツの場合は、、嫌がらせとしか感じない教習をする。
誰にだって相性はあるけれど、この教官を慕う生徒さんは少ないだろう。
そしてハンコを押しながら、こう言った。
ヤツ『免許証って言われたからって、免許証見せられてもね~。ふっ。みきわめ出来るかどうかは、あなたの判断ではなくてこちらの判断なんですよ~?ふっ。勘違いしないで下さいね~』
コノヤロウ…
その後、待合室でヤツのこんな会話を聞いた。
入校したての10代の男の子(免許なし)に、
『君さ~。規定の学科を受けていないと乗れない実技があるの、知らないんですか~?自分の判断で勝手に進めてもらっちゃ、困るんですよね~。誰かれ構わず乗れるってわけじゃないんだからさ~?ったく。』
まとめ
●相性があるのは仕方ない
●心を無にする
●それでもダメなときはダメと諦める!
結局この日は普通の教習となりましたが、どこをどう走ったのか、何を学んだのかわからないままでした。
厳しい教官はどこにでもいるけれど、その厳しさの中に愛があるからこちらも素直になれる。
それを感じ取れるかどうかは、こちらの受け取り方次第でもあるけれど…。
ヤツの場合は皆無です!!笑。
はぁ…頑張ろうっと。。
コメント
笑い話に時が変えます
負けないよう頑張りましょう
タラさん、コメントありがとうございます♪おっしゃる通り笑い話になるよう、スキルアップして乗り越えたいと思います(^^)!!
初めてコメントします。
私もとま子さんと同い年の三児の母です。
二輪の教習を受け始めて一ヶ月弱、柔軟に覚える若い子達の中でアタフタして心折れそうな中、頑張っているとま子さんの体験談を拝見して、とても勇気づけられました。
まだ一段階すら終わってませんが、諦めず頑張りたいです!
まめよさん♡コメントありがとうございます!!スムーズに行くかどうかではなく、挑戦することに意味があるんですよね!!同い年で三児の母、しかもバイク教習中なんて…ご縁があるとしか思えません(*^^*)ぜひ、Twitterでも絡みに来て頂けたら嬉しいです♪お怪我しないように、頑張ってくださいね!卒業報告もお待ちしています(^_-)-☆