こんにちは!とま子です。
9時限目から引き続き、10時限目のお話です♪
一本橋の要領はなんとなく掴めた?ので、いよいよS字・クランクの教習になります。
普通自動車二輪の第1段階の規定は9時間ですので、この時点で1時間オーバーということになります。
まあ、最初からストレートで合格できるとは思っていなかったので、許容範囲!
むしろゴールが見えなくなっています(笑)
この時間の相方さんは20代の女性。教習の進み具合は私と同じくらいで、一緒にバランス教習を受けることになりました。
今日の教官はサンドイッチマンの伊達さんにそっくりな、体の大きな教官です。いや、伊達さんなんじゃないか?ってくらい似てるww
たくさんいる教官の中でも、彼だけ空調ベストを着ています。ファーーーンと音を出しながら、颯爽と歩きだすのでした。
怒ったらめっちゃ怖そう…。
●バイク教習を検討している方
●実際の教習内容を知りたい方
●転倒経験を聞きたい方
●S字・クランクにつまづいている方
10時限目の課題
⑪バランスのとりかた(直線)
⑫バランスのとりかた(曲線)
今日は一本橋の復習に加え、スラローム・S字・クランクを習います。やりたくない教習No.1です。
ついにこの日がやって来たか…
まずは校内を走りながらウォーミングアップ。相方さんと一緒に、一本橋の方へ移動します。
この時点でもう怖くて怖くて、((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
わざわざお金払って、なんでこんな思いしてるんだろう…という気持ちでしたww
いざ教習へ
教官『じゃあまずは、一本橋からスラロームという流れで初めて下さい』
え…?それってどんな流れっすか…
どうやら相方の女性はこの講習が2回目らしく、なんのためらいもなく、一本橋に乗り始めました。
スラロームは初めてだとお伝えすると、『じゃあ、取り合えず見てて~』と華麗な走行を見せてくれました!が、全く説明なし。
教官『ゆっくりだと逆に難しいからね。2速でブレーキなしね~!はいどうぞ~』
えー!?何言ってんのかわかんないよーーーー
とにかく一本橋を数回練習してから、その時が来たのです。
スラロームで転倒
一本橋を抜けたらすぐに2速にしてUターン。
一番手前に並んでいる、ふたつのコーンの間を通過します。
ですがUターンが大きすぎて、入口に間に合わずそのまま直進。
あっぶな!小回りなんて出来ないよ…
教官『入口違うよ~wwもっとしっかりUターンしなくちゃ~。』
わかっちゃいるけど、やっぱり恐怖心が勝る。もうひとりの相方の女性は、さっさとスラロームを終え、S字の方へ移動しました。
教官『ちょっとあっち見てるから、自主練しててね~』
なんともあっさりと、放置プレイ…。
仕方なく一本橋からのスラロームを繰り返しているけれど、とにかくどうやっていいのか全くわからない。
すると急に無線で話し始めます。
教官『最初は入口飛ばして2個目から入ってもいいから。ハンドルは早く切ってね~』
びっくりしたなぁ。見てたんかい( ̄▽ ̄;)!!
よくわかんないけど、とりあえずコーン飛ばしていいんだ…(前向きww)
そだ!全部1個飛ばしでやってみよう♪
自主練となればこっちのもん!勝手にルール変えて練習していると、またもや無線が突然話し出すのです。
教官『ダメダメ~全部飛ばしちゃダメ~』
あは…( ̄▽ ̄;)!!
教官『もっと素早くUターンしなきゃ!ほら。』
教官に急かされ、もうやるっきゃない!一大決心の元、思いっきりUターンしたのです!!
ぎゃあああああーーーーーーー!!!!!!
車体を傾けずに、急ハンドルで曲がろうとしたんですよね。
身体が飛び、目を開けるとそこは地面。大人になってこんなに近くで地面を見ることってあるだろうか…
いででででででーーーーー!!!!!!
絶対に骨折したと思いました。特に膝。なぜなら膝を守るはずのプロテクターがズレていて、もろに膝で着地したのです。
救急車救急車!!ひざ割れてるから、早く~!!
誰かがとっさに助けに来ます。駆け寄って『大丈夫!?』と手を差し伸べてくれるのです。
そんなシーンを待っていました。
ところが誰も来ません。
どうにか身体を起こして、周りを見渡してみると、教官は相方の指導に夢中。
え~!?伊達さ~ん!!
呆然としている私にやっと気が付いて、空調ベストをファンファン言わせながら歩いてきます。
『あー、やっちゃったね~ww起き上がれるー?』
一緒に車体を起こしてもらって『じゃ、続きやって~』
そう。優しいケアなんて期待してはいけないんだと気が付きました(笑)
S字は円を描くように
気を取り直して、S字を走行してみます。さっきの転倒がトラウマで、エンジンの振動なのか自分の鼓動なのかわからないくらい震えています。
ゆっくりゆっくり、本当に止まるかどうか寸前の速度。(逆に危険ですw)
教官『丸い円を描くようにね~』
グラグラ運転は得意なせいか、あわわわわ…と小さな悲鳴を上げながらどうにかこうにか通ることが出来ました。
ここでもクラッチとフットブレーキを上手に使うことで、速度を調整します。
怖くなるとつい足で支えてしまいますが、とにかく通り抜けることに夢中。
まずは慣れないとね…今日はこれくらいでいいだろう…ww
クランクでも転倒
そしていよいよクランク。
教官の後ろをついて行きます。が、右折で入る際にまたもやハンドルを切りすぎて大転倒!
どうやらスラロームでコケたときに、靴ひもがほどけていたようなんです。
左足の靴ひもがレバーに引っかかり、なんと靴と靴下まで飛んで行きましたww
い、痛い~!!今度こそ右ひざ、割れたからーー
上げたはずのプロテクターがまた下がっていたようで、膝でもろに着地。
足首も悲鳴をあげています。
教官『あらららら…。足大丈夫?』
さすがの伊達さんも心配の様子…
裸足になった私に、靴と靴下を差し出してくれましたw
もう帰りたい… 40過ぎて、他人の前で泣くなんて。
教官『じゃ、続きやって!』
一瞬で現実に引き戻されますww
ところが、あれ??一速に入らない…。ギアチェンジが出来ないのです。
教官『一速に入れて、こっちまで来て~』
いや、全然動かないです( ̄▽ ̄;)!!
そう。転倒した際に靴ひもが引っかかったせいで、レバーが折れてしまったのです。
教官『おお…派手にいったね~』
すびばせん、、今日はもう帰ります!
教官『じゃ、俺のと交換するからこっち乗って』
教官『はい、続きやって!』
と、容赦なく教習は続くのでした…
クランクに近づくたび、心臓がバクバク。転倒の恐怖が頭から離れないんですよね。
コーンを倒しながらも、二回目はどうにか通過。
そのまま流れに乗ってS字に入ります。
S字の方が落ち着くわ…
S字を抜けたら一本橋に戻り、スラロームからのクランク→S字を繰り返します。
やっと流れを掴めたかな…というところで終了のチャイム♪
やっと終わったー!!という安堵感と共に、この教習は持ち越しとなりましたww
まとめ
今回のバランス教習は技術的な内容というより、どうやったら転ぶかを経験しました。
大きなケガはなかったものの、膝と足首のあざは凄まじいものです。お気を付けください!
●どんな時も目線が大切
●ハンドルだけで操作しようとしない
●ハンドルを急に切ることが転倒の原因
●車体を上手に傾ける
●プロテクターは正しい位置にしっかりと装着すること
●教官に頼らないww
今日の教官はさっぱりした人で、正直物足りなさがありましたが、変に寄り添ってもらっても、甘えが出てしまうだけですからね。
突き放されるくらいの方が次に繋がるのかもしれません。これで良し!…と前向きに解釈するとま子でした(^^)/
靴ひもには気を付けてね♪
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