こんにちは!とま子です。
今回は第2段階、8時限目の様子をお伝えします(^^)/
前回の教習はこちら→40代女性バイク教習【2段階/7時限目】二輪危険予測(前編)
こちらも→40代女性バイク教習【2段階/7時限目】二輪危険予測(後編)
●バイク教習を検討している方
●実際の教習内容を知りたい方
●すでに通っているけどなかなか進まない方
●初心者で自信がない方
8時限目の課題
⑪急制動
今日の教官は、おそらくこの教習所で一番お年を召したおじいちゃん教官。
入校当初から見かけていたけど、お世話になるのは今回が初めてです。
よろしくお願いします!
いざ教習へ
今日の相方さんは30代後半くらいの大柄な男性です。
1段階後半ということで、私が後ろについてウォーミングアップへ。
教官『とま子さんは今日、急制動を中心にやろうな~』
『コースは走らなくていいから、スラロームから入って急制動を繰り返していてね~』
なんともほっこりする優しい口調(*^^*)
教官独特の圧がないから、リラックスして出来そうだ!
教官の指示通り、ひとりでひたすら急制動を繰り返します。
ちゃんと停止は出来ているけれど、40キロに到達していない…
わかっちゃいるけど、怖くて出せない…
見かねた教官がやって来て、こう言いました。
教官『怖いんだろ~?大丈夫だって、ちゃんと止まるから。ほれ、もう一回見せてみろ』
スラロームを通過してから急制動へ入ります。
1速からの2速…
ブーーンってやったらブーーーーーーーーーーン!!!!!
教官『だ~めだめ~!アクセルもっと、もっと早く戻すの~』
早く戻す?早く回せでしょ?ん…?
教官『停止線になってアクセル戻してたら、間に合わないっしょ~』
とま子『停止線で戻すんですよね?』
教官『停止線で戻しちゃ遅いって~』
とま子『ん?遅いのはアクセルの回し方ですよね?』
教官『そっちも遅いけど、こっちも遅いよ~』
とま子『じゃあ、停止線で何を戻すんですか~?』
教官『…何も戻さないよ!そん時はブレーキ使うだけだから』
とま子『………』
『まあいいや。後ろに乗ってみ~』
と、教官の後ろに乗って、急制動を体験することになりました。
2段階のゼッケンつけて後ろに乗るなんて…恥ずかしい…
ベテランの教えは身に染みる
小柄な教官の後ろに跨ると、
『肩持って、肩!!』
え?肩はダメだって学科で習ったのに?
教官『いいからいいから。まずはアクセルの回し方を見ててごらんよ~』
教官より大きな私を乗せて、彼は滑走します。
ためらうことなくスラロームを抜け、あっという間に急制動のスタート地点。
おじいちゃんなのに…か、かっこいい♡
教官がギアチェンジのタイミングを説明しながら走ります。
教官『どうだい?3速にするまで早いだろ?』
はい!素敵です!!
教官『早くギアチェンジすることと、アクセルをもっと早く戻すことなんだよ!』
説明を聞きながらもう一周。
後ろに乗ってのスラロームが楽しすぎる♪だけどすぐに急制動地点。
教官『次はアクセルを戻すタイミングを、よ~く見ててごらん!』
教官『ほらね。40キロに到達したら素早く戻すの。停止線の前では戻ってなきゃいけないんだ。そしたら絶対、停止線越えないから~』
はい!素敵です!!
そしてもう一周。
教官『じゃあ、もう一回やるよ~。ギアチェンジのタイミングと、アクセルの動きを見るんだぞ~』
あー、このまま教習が終わればいいのに~というくらい、教官の後ろは安心感があり、何とも言えない心地よさがありました。
心の中では『もう1周!!』とおかわりしたいところでしたが、ここで運転チェンジとなりましたw
アクセルの使いかた
教官『じゃ、ここで待ってるから。スラロームからやってみな!』
スラロームもここまで連続でやっていると、我ながらさすがに上達を感じます。
多少バランスを崩しても、持ちこたえられるようになって来ました。
今までの私には考えられない!
少しでも違和感を感じると止まってしまうか、直進してパイロンを倒すのが当たり前だった。
それが今では『おっと…あぶねー』と、ハンドルで調整できるようになりました。
私も進歩してるんだな♪
そして、急制動のスタートラインへ。
ブーーン、ブーーーーン、早めの3速ブーーーーーーーン!!!!
よし40行った!!
途端にアクセル戻して、エンジンブレーキ!!
からのフットブレーキ&フロントブレーキ!!
教官『ほ~ら。ちゃんと出来るだろう?いいじゃんいいじゃん!』
アクセルを戻すタイミングがわかってからは、スムーズに40キロを出せるようになりました。
ところで教官。40キロ出たかどうか、どうしてわかるんですか?
ずっと気になってたことを質問する。
教官『そんなの簡単だよ~。ランプが付くんだよ~。ほら、ハンドルの右下みてごらん。』
そうゆうこと( ̄▽ ̄;)!!
ごまかしがきかないわけだ…(ごまかす気だったのか)
それから数回繰り返し、ついに教官からOKが♪
教官『しかし、今までよくやってたな~?怖かったろ~?あんな直前までアクセル開いてたら、普通ぶち当たるわ~』
ええ!?そうなん…?
『よく停止してたな~。ぎゃははは』
その言葉に…帰宅してからもゾッとしていたのは言うまでもありません。
無事に教習が終わり、ハンドブックにハンコを押しながら教官が言いました。
『次はみきわめになるから、免許証忘れんなよ~♪』
えええ??みきわめ!?
だ、大丈夫ですか?と確認するも、『だ~いじょうぶ。だ~いじょぶ~』
ムツゴロウさんのような口調で、穏やかに笑います。
こんなにスムーズな展開でいいのか…と不安を抱きながらも、よっしゃー!と喜ぶのでした。
これから訪れる『苦味』を知らずに…
まとめ
●急制動は迅速なギアチェンジが求められる
●40キロに到達したら、即座にアクセルを戻す
●停止線を意識しすぎない
今日の教官はベテランならではの貫禄と包容力のあるお方でした。
もっと早く教わりたかったな(´;ω;`)
私が選択しているスケジュールコースでは、教官の指名が出来ません。(フリーコースでは指名制度があります)
指名が出来るコースの方は、相性のいい教官を選ぶことをおススメします~(^^)/
電熱グローブ、欲しいよね~
コメント
こんばんは。
SevenFiftyです。
昔々急制動の練習でやらされたのの濡れた路面の急制動でした。
もちろんABSも無い時代なので時には車輪が空転しました。
ABSがあっても過信は行けません。
当時(40年以上前)、女性ライダーが珍しかった時代ですが濡れた路面で模範走行見せてくれたのは女性でした。
余興でリアタイヤフルロックで滑りながら90度バイクを方向を転換したのは驚きでした。
SevenFiftyさん、いつもありがとうございます!濡れた路面での急制動は、本当に怖いですよね。その女性ライダーの勇敢さには脱帽です!今でも記憶に残っているなんて、嬉しいですね(*^^*)