【体験談】40代女性のバイク教習（１段階/13時限目）女性教官の愛とムチ

こんにちは！とま子です。

前回の教習から１週間空いての教習です。

ただでさえ緊張するのに今日もまたバランス教習かと思うと、動悸と息切れでフラフラします…

今日の課題はもちろん、スラローム、S字、クランクです。

そして今日の教官は、あの女性教官！

ビシバシ教えて頂き、感謝しております…が！！

あの日のスパルタが走馬灯のように蘇ります。

めっちゃ緊張する。。。。

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13時限目の課題

はい、お気づきのようにすでに4時間オーバーでございます♪（規定は9時間）

なんせこのバランス教習だけで４時間、同じことをやっているのでございます（エッヘン！）

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いざ教習へ

女性教官『今日はこちらの生徒さん（私）に目をかけたいので、申し訳ないけど自主練をメインに頑張ってくれますか？』と、相方さんへのフォロー。早くもダメ出しの予感ｗ

今日の相方さんは卒検がNGだったようで、復習をしたいとのこと。

相方さん『全然大丈夫です！自分も卒検のおさらいをしたいんで～』

優しいお方でよかった。

まずは一緒にウオーミングアップをしてから、別々の場所へ。

女性教官『まずは一通り見せて～』

ドキ！！！

私は一本橋からのスラローム、S字・クランクを走行します。

スラロームに入った瞬間、バランスを崩して、そのまま通過。

女性教官『あーあ。諦めが早いね～』

女性教官『気持ちに負けちゃってるのよ。出来るんだから、自信持ちなさい！！』

もう一度、一本橋から始めます。

タイムなんか気にせず、とにかく走り抜くことだけを考えました。

スラロームをやっとの思いですり抜け、S字へ。

大回りになりすぎて、足を開いてバランスを取ります。

女性教官『足足！！足は開かないよ！ニーグリップだよ！！』

でも、どうしても足が開いちゃう…

女性教官『目線が合ってないから、思い通りの線を描けないのよ』

『S字は丸い円が二個だと思って。そして円の中心を見るのよ！コンパスになったつもりでね！』

『曲がりだしたら、次の円を見る！！すぐによ！』

言われた通りにやってみます。

円の中心を意識しただけで、こんなに曲がりやすいんだ！

女性教官『そのままクランクに入って～』

ここだけはどうしても息苦しくなる。むしろ、逃げ出したい。心停止しそうだ。

女性教官『最初のコーナー曲がり始めたら、すぐ出口を見る！』

えええー？？すぐ出口を見たら、危なくないっすか！？

言われた通りにやってみます。

そうか。今までいろんなことを気にしすぎていたのかもしれない。

転んでもいないのに転んだらどうしようとか。

倒してもいないのに倒したらどうしようとか。

無になればいいんだｗ

女性教官『そんな感じよ♪気を付けることは気持ちと目線！！あと足ね…』

急にコツがわかったら、もっとやりたくなってきた～♪

『もう一度、一本橋からやってみていいですか？』

初めて自分からお代わりをしたのです！！

ニーグリップが苦手

ところが、スラロームでダメ出しの嵐ｗｗ

女性教官『なんで足が開くの！？』

『怖がってるからそうなるのよ！！』

『気持ちに負けない！！バイクは怖くない！！』

ちっとも、無になれません…

そして何を言われても…がに股…笑。

曲がるときは必ずがに股ｗ

女性教官『足でバランス取ってるつもりでもね、足を開くからバランス崩してるの！わかる？？』

身体と車体がバラバラなのよ。身体と一体化させるように意識しなさい！

ニーグリップ！ニーグリップ！ニーグリップよ～！！！！

校内に響き渡るほどの連呼です。

ん～　女性教官の顔が険しくなって来ました。

女性教官『ちょっと難しいけど、こうしてみて』

スラロームでハンドルを切って、車体を起こすときにアクセルを使いますよね。

アクセルを回すと同時に、お尻を少しあげろと言うのです。

シートから数センチ離すイメージ。

女性教官『そうすれば自然に足でタンクを挟むはず。その方が絶対安定するから、見てて！』

高度すぎて、危なくないっすか？もう転びたくないんだけど～(´;ω;｀)

まずは女性教官のお手本を見ます。

華麗なUターンから入り、スラロームへ。

その姿はまるで乗馬の騎士♪

そもそも、この女性教官は顔も美人だし、スタイルだって本当にいい！

『ここでお尻を上げる！上げる！上げる！』

熱心に教えてくれる姿に、思わず見惚れてしまいますｗ

女性教官のマネをしてお尻を上げてはみたものの、アクセルは回せない…

ひとつやると、もうひとつが出来ないポンコツなんです(´;ω;｀)

そこからはもうめちゃくちゃで、コーンも飛ばす始末。

女性教官『じゃあ、相方さんを見てくるから、しばらく自主練しててね！』

今日はS字とクランクではなく、ニーグリップが難題になりましたｗ

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ニーグリップの大切さ

お尻を上げる！上げる！上げる！！！

ブツブツ呟きながら、自主練に励みます。

何度かやっていくうちに、タンクを挟む感覚がわかるようになってきました（今さらｗ）

すると、お尻を上げなくてもタンクを挟めるように。

それからは、がに股になることもなく、車体がブレないことに気が付きました。

ブン…ブン…ブン…！

あれ？リズミカルに走れてる！？

女性教官『そうそう、すごくいいよ！それが出来ればタイムも期待できるね』

遠くから見ていた女性教官が無線で声をかけてくれました。

S字・クランクへ

その調子でS字とクランクに移動します。

お経のようにブツブツ唱えながら挑戦。

すると、何ということでしょう…（某リフォーム番組）

少しの体重移動を意識することで、狙った通りの走行ができる！！

え？なんで？

クランクだって怖くない。

常に先の目標を見ることで、車体が自然に曲がっていく。

自動運転装置ってやつか？

目線とニーグリップの融合が、こんなことになるなんて！

13時限目にして、やっと…

バイク操縦の楽しさがわかったような気がします♪

女性教官『S字もクランクも、もう完走できるね！』

『スラロームを８秒切ったら、終わりにするからね』

チャイムが鳴るまでひたすらスラロームをやりました。

『8.35！』

『8.18！』

『8.12！』

『もうちょい！最後の加速が足りてないよっ！』

バターになるんじゃないかってくらい、何度もやります。

そして最後に『7.89秒』

『よしOK！次回はみきわめだよ。よく頑張ったね！』

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まとめ

私の辞書に、みきわめなんて言葉はないと思っていました。

クラッチの意味さえわからないようなヒヨコが、ここまで操縦できるようになるなんて(´;ω;｀)

出来の悪い私を、ここまで育ててくれた教官に感謝です！！

本当にありがとうございました！！

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